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葬儀にかかる花代と目安

親族や友人などゆかりがある人が亡くなった場合、告別式場の祭壇に飾る花を供花といいます。
供花は出棺する前に故人の周りに飾る花として使われます。
供花は一般的に生花と花輪の２種類があります。
生花は祭壇のまわりにお供えするお花になり、花輪は葬儀場の外に飾る花になります。
親族や会社関係などの方がプレートに名前を書いて花を供えることが多いです。
花をお供えしたい場合は、葬儀会社に依頼します。
供花の支払いは、当日葬儀会社に渡すのが一般的です。
事情があって参列することができず花だけお供えする場合などは、銀行振り込みで支払うことも可能です。
身内など親しい間柄の場合は、施主にそのまま代金を渡すこともあります。
花代の相場は１基一万円ほどするので、一対にする場合は二万円から三万円ほどかかります。
花の豪華さによって値段が変わってくるので葬儀会社に確認した方が良いです。
花代は香典とは別に包むものになるので注意が必要です。

葬儀で供花をいただいた場合のお礼の仕方とは

供花は葬儀の際に出されることが多く、祭壇の両側に飾られている花をさしています。
弔意を伝えるために、会社や親族、友人から出されますが、単に葬儀を華やかにするというのではなく、故人の霊を慰めるという意味も込められています。
葬式などに参列することが難しいケースや香典を辞退するとしている場合に贈られることが多いのですが、返礼不要と記されていない場合はお礼をするのが良いです。
お返しとして品物を贈る場合は、香典返しと同じいただいた金額の半分もしくは3分の1程度であり、忌明けになる四十九日を過ぎたらお返しをするようになります。
もしお礼状のみ送る場合は四十九日前でも構わなく、葬式1週間後に送っても大丈夫です。
なお掛け紙とも言われるのし紙には志と記すことが多いのですが、地域によって書き方が異なっており、粗供養や満中陰志、または御礼と書きます。
品物はお菓子やお茶、うどんやコーヒーなどすぐになくなるような消耗品を贈るようにします。